囲碁の対局の中で、しばしばコウというものが生じます。
対局相手どうしで、そのコウをめぐって駆け引きがらみの競り合いが生じますが、下手にとってはそういった経験が浅く上手さんにコウを仕掛けられたらとても怖く感じる方がほとんどと思います。
コウで大損して、うまく打てていたのに台無しになることも多いですしね。
まぁ、初級のころから、そういったことに動じない、つわもの?もたまにいらっしゃいますけどね(*^^*)
私も、ご多分に漏れず、1、2年前までは、コウが怖くて逃げまくっていました。
相手に、コウに出来る形でアテられたら必ずつないでしまう。
コウに抜かれても、そこは諦めて他を打ってしまったり、外側繋いでしまったり(これは絶対やってはいけないことらしい)
そんな時に、上手さんにコウから絶対逃げちゃいけない。と注意されました。
そして、コウの焼野原の法則を伝授されたのでした。
コウに勝った時と、負けた時。
コウに負けると、負けた部分では損します。しかし、コウだては打っているのだからそこの部分では、こちらが得するのです。
なので、勝った方も負けたほうも焼野原。イーブン。
これが基本的な考え方なので、怖くはないという話でした。
ただ、コウの部分とコウだての部分の大きさの比較検討とかもあって、奥深く難しい内容ではありますが。
ともあれ、アドバイスに忠実に逃げないで、逃げたほうがいい場合も判断が付かないので無視して、とにかくコウを毎回やって。
上手さんに、今日は頑張ってコウ打ったよ~。って聞いてもらっていました。
そうしていたら、いつの間にか怖がらずに打てるようになっていました。
その間、2、3ヶ月くらいだったでしょうか。
まだまだ、コウが見えない時もあるし、駆け引きは初心者です。
でも、いつの日か
「劫のない囲碁なんてクリープを入れないコーヒーみたい。」(古いな(;^_^A)
なんて言ってみたいですねぇ~。
そうなった日の自分を楽しみにしよう♪
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