昨年一月から、友人の猛烈なお勧めを受けて、苦手で手を付けていなかった棋譜並べを始めました。
プロの棋譜並べは、よく50手までを覚えるを繰り返すとよいと言われています。
私の場合は、序盤から中盤に差し掛かるあたりがどこに打っていいかわからなくなるので、それをちょっと伸ばして100手まで覚えようということで、開始しました。
並べる棋譜は、高尾紳路先生の碁の雰囲気が素敵だなと思ったので、高尾先生の棋譜にしました。
毎日、一回100手まで並べて覚えきるのに13~20回くらいで、10月7日に15局一回覚えたところで、一段落です。
見ないで並べられたといっても、次の棋譜に行くと忘れてしまいますが、一度は覚えたってことで記憶に何かのこる物がありますね。
この時は、本の解説など見ないでとにかく並べてみる方式でしたが、それでも、プロの先生は効かし忘れがないなとか、いきなりかかっていかないで、反対側の石を補強してからかかったりすることがあるのだなとか、知恵としてわかることがありました。
その後、本の解説を見ながら、100手まで覚えなおして、最後まで並べてみるってのを、3局ほどやったのですが、一つの棋譜を最後まで覚えてみたいと思って、それに集中することにしました。
選んだのは、高尾紳路先生監修の「一局の基本 歴代名人編」に出ている一局目。
第42期名人戦挑戦手合第一局
これを選びました。
時間のない日は、覚えたところまでだったり、100手までにしておく日などもあります。余裕のある日は、少し先に進みます。
271手まである棋譜で、今ちょうど200手まで覚えたところですね。
たった一つの棋譜ですが、繰り返し並べてみたら、先生方がちゃんと根拠を大切にしていることや、相手の弱い石、自分の弱い石、それらを適切なタイミングで、迫ったり補強したりしてるんだなということなど、色々見えてきたものがあります。
今後の予定は、覚えきるまでは毎日この棋譜を並べて、覚え終わったら、余裕のある日は、この棋譜を並べてから、また別の棋譜を100手まで覚えるをやっていく予定です。
この棋譜は、本を持ち歩かなくても、いつでもどこでも並べられる私の宝物になるでしょう。
そして、繰り返し一年間並べたら、また違ったものが見えてきそうな気がします♪
今から年末が、とっても楽しみです(*^^*)
ランキングに参加しています。
クリックしていただけるととても嬉しいです↓